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コンプレッサーを長期間使用するためのポイント

コンプレッサーの耐用年数はどれくらいかご存知でしょうか。耐用年数は性能を維持するために重要な指標ですが、適切な管理やメンテナンスが行われているかどうかによって大きく変動します。

とはいえ、設備保全を考えるうえで、平均的な環境や使用状況における耐用年数を知っておくことは重要です。そこで今回は、コンプレッサーの耐用年数の目安と、長期間使用するために知っておきたい基本的なポイントについて解説します。

 

コンプレッサの耐用年数の目安

コンプレッサーの耐用年数は、適切なメンテナンスが行われている場合でおおよそ10年から15年です。しかし、耐用年数はメーカーや機種によって異なり、同じメーカー・機種であっても設置環境や使用状況により変わることがあります。

取り扱い説明書などに記載されている年数は、あくまでも参考として考えてください。

 

点検・メンテナンス・修理と耐用年数の関係

コンプレッサーの耐用年数は、日常的に適切な点検やメンテナンス、修理が行われていることを前提とした目安です。これらの基本的なケアが欠けている場合、耐用年数は目安の半分程度にまで短くなり、著しく性能が低下することもあります。

 

コンプレッサを長期間使用するためのポイント

コンプレッサーを耐用年数よりも長く使用するためには、どのような点に注意すればよいのでしょうか。長期間の使用を目指すために押さえておきたいポイントは、以下の3つです。

 

ポイント①:適切な点検・修理・メンテナンス

最も重要なのは、定期的な点検と適切な修理、そして日常的なメンテナンスをしっかりと行うことです。コンプレッサーを長く使用するためには、早期に不具合に気付き、大きなトラブルになる前に対処することが不可欠です。

面倒に感じるかもしれませんが、こまめに点検やメンテナンスを行えば、不具合の早期発見につながります。フィルターや部品の交換、オイルの補充、修理などを適切に行い、コンプレッサーの機能を維持することが重要です。

 

なお、当社では、コンプレッサーの点検・修理・メンテナンスサービスを提供しています。詳細は以下のリンクからご確認ください。

>>コンプレッサー修理・メンテナンスサービスはこちら

 

ポイント②:状態監視・予知保全の実施

定期的な点検を行っていても、コンプレッサーの異常を見逃してしまうことがあります。異常の見落としを減らすために有効なのが、コンプレッサーの状態監視や予知保全です。圧力、流量、露点温度などをシステムで常時監視し、運転状況や動作不良の傾向をモニタリングします。

リアルタイムでの監視により、点検前に異常を発見することで、被害を最小限に抑えることができます。

 

ポイント③:用途に合った適切な運転

常にコンプレッサーの能力を超えた長時間の連続運転を行うと、コンプレッサーへの負荷が大きくなり、寿命が短くなることがあります。適切な連続運転時間を守り、十分な冷却時間を確保するよう心がけましょう。

 

>>コンプレッサー修理・メンテナンスサービスはこちら

 

コンプレッサーの修理・メンテナンス事例

①コンプレッサーの省エネ改善事例

こちらは、コンプレッサー点検工事です。

Vベルトが劣化していたため、Vベルトの交換と定期的なメンテナンスを行いました。メンテナンスを行ったことで、コンプレッサーも従来より効率よく稼働することができるようになり、大幅な電気代の削減にもつながっています。

 

当社では、省エネに直結する工事サービスを展開しておりますので、電気代の高騰にお困りの方は、お気軽に当社にご相談ください。

>>詳細はこちらから

 

②スクリューコンプレッサーの点検・メンテナンス事例

当事例では、お客様より「コンプレッサーの定期点検を行ってほしい…」と依頼いただきました。

そこで、消耗部品の交換と分解・清掃・組立を行いました。その結果、単に、コンプレッサーのトラブルレス化につながったのみならず、稼働率も大幅に改善し、電気代の削減にも直結しました。コンプレッサーのメンテナンスによる省エネ化のことなら、当社にお任せください。

>>詳細はこちらから

 

愛知県の工場の省エネ対策は、当社にお任せください!

今回は、コンプレッサーを長期間使用するためのポイントについてご紹介いたしました。

工場省エネセンター愛知.comは、株式会社エス・エヌ・ジーが運営し、愛知近郊の製造現場の生産技術・保全担当者様に向け、最新の省エネ情報発信をする専門サイトです。脱炭素・省エネという面からものづくり企業のコスト削減・省力化・生産性向上をサポートいたします。

お気軽にご相談ください。

 

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