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工場の寒さ対策とは?省エネを実現する手法をご紹介

冬になると工場や倉庫では「作業環境が寒い」「暖房をつけても暖まらない」「光熱費だけが高くなる」といった悩みが多く発生します。特に広い空間を持つ施設では暖房効率が悪く、電気代の増加が大きな課題です。本記事では、工場・倉庫が寒くなる原因と、暖房コストを抑えながら実現できる省エネ寒さ対策を詳しく解説します。

工場・倉庫が寒くなる要因

工場や倉庫の寒さの多くは、建物構造と運用環境に起因します。鉄骨造やスレート屋根など断熱性が低い建材を使った施設は、外気温の影響を受けやすく、冬場は簡単に冷え込んでしまいます。また、大型シャッターの開閉による外気の流入、天井が高く暖かい空気が上部に滞留することなども、作業者のいる作業床が暖まりにくい原因です。こうした環境では暖房の効きが悪く、電気代がかさむ要因にもなっています。

空調のみで対策すると、電気代が・・・

工場や倉庫の寒さ対策としてエアコンや暖房機を強めに稼働させる方法は手軽ですが、広い空間を空調だけで温めようとすると消費電力が急増します。設定温度を上げても暖まりにくく、体感温度も改善されないため、光熱費だけが跳ね上がるケースが多発します。「工場の省エネ」を実現するには、空調依存の対策から脱却し、空間特性を踏まえた複合的な寒さ対策が不可欠です。

工場・倉庫の寒さ対策で省エネ化!

冬場の光熱費負担を抑えつつ快適な環境を整えるためには、建物そのものの改善と熱効率の向上が重要です。ここでは、省エネ効果を高めながら工場・倉庫の寒さをしっかり改善できる代表的な施策をご紹介します。

①ストーブを設置するなど、局所的に暖める

広大な空間全体を暖めず、作業者がいるエリアにだけ熱を集中させる「スポット暖房」は工場省エネの鉄板施策です。遠赤外線ヒーターやスポットヒーターなら、空気全体を暖める必要がなく、必要な場所にだけ効率よく熱を届けられるため、暖房コストを大幅に削減できます。

②ビニールカーテンを設置して空間を仕切る

ビニールカーテンは、工場・倉庫の空間を手軽に仕切れるため、暖房効率アップと省エネ効果の両立が可能です。出入口やシャッター付近に設置すれば外気の侵入を防ぎ、室内の温度ロスを抑制できます。比較的低コストで導入できる点も、多くの企業が採用する理由です。

③施設に断熱対策を施す

断熱材の追加、屋根への遮熱塗装、窓への断熱フィルムなど、建物自体の断熱性能を向上させる施策は長期的に高い省エネ効果を生みます。外気温の影響を受けにくくなるため暖房機器の負荷が減り、冬だけでなく夏場の冷房効率向上にもつながります。結果として年間を通じた光熱費削減に寄与するのが大きなメリットです。

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